予算削減のため理想の間取りから何を妥協していく?

前回の打合せで、自分たちの理想を全てかなえた理想の家の間取り図が出来上がってきました。

ここからは、その間取り図をベースに部屋の大きさや配置について細かく調整しながら間取り図を修正していきます。
私たちは最初に出してもらった間取り図がほぼ理想の間取りとなっていたので、次の打合せのではその間取りでどれくらいの金額になるのか見積もりを出してもらい予算と比較しながら調整を行うことにしました。

次の打ち合わせでハウスメーカーから提示された金額は…

住宅用に考えていた予算から500万円もオーバーしていました(汗)

理想を全て詰め込んだ形だったので予算はオーバーしていることは最初から予想していたんですが、ここまで大きく予算オーバーしていると予算内にするために何から手を付ければいいのかもわかりません。

ハウスメーカーからは最初に自分たちの要望をすべて入れた間取りを考えて、そこから少しずつ削っていきましょうと言われたので、その通りに間取り図を作ってみたのですが、そこから色々なものを削っていくのは自分たちの理想から離れていくことになるのでなかなか難しい作業になります。

もしかすると、

「それなら多少銀行からの融資を増やしてでも理想の間取りを!」

と高い家を建ててもらうためのハウスメーカーの作戦なのかもしれませんね。

我が家は月々の返済額や期間のことを考えるとこれ以上融資額を増やすというのは、現実的ではなかったので融資額を増やすことはせず、泣く泣く間取りを見直す方を選択しました。

ハウスメーカーからは延床の大きさ(家の広さ)が一番金額に効いてくると言われたので家に帰ってからどの部屋を削るか妻と改めて相談をしました。

二世帯住宅の間取りはどこが削れる?

妻との相談の結果、我が家はこれらのスペースを減らすことにしました。

お義母さんの部屋のダイニングキッチン

当初はお義母さんの居住スペースにもダイニングキッチンを用意していたのですが、実際の生活スタイルを考えた時に、私たちのダイニングキッチンでお義母さんも含めてみんなで食事をすることが多くなりそうだったので、お義母さんの部屋のダイニングキッチンは削除することにしました。
(もちろんお義母さんにも問題ないことを確認してです!)

逆にプライベートな部分でもあるトイレは残しておいた方が良いだろうということでこちらはそのまま残すことにしました。

二世帯住宅の場合、トイレやキッチンなどの水回りをどこまで共用にするかによって家の広さが大きく変わってきます。何を共有にして、何を分けるかは予算にも大きく関わってくるのでしっかり全員で相談しながら決める必要があると思います。

LDK

LDKについてはインターネットで5人家族のLDKはどれくらい必要なのかを調べた時に、

「20帖くらいあればゆったりとした広さになる」

という内容が多かったので最初は20帖で設計してもらっていました。

ただ、我が家の間取りでは最近流行りのリビング横に客間用の和室を作る予定だったので、普段はドアを開けて1つの部屋のように使うならLKD自体は20帖も必要ないかなと思いLDKの広さを小さくしました。

実際に住んでみての感想としては、レゴやボードゲームをLDKの床で広げて遊ぶにはスペースが少し足りませんが、そういった遊びは隣の和室でできるのでこの広さでも良かったかなと思っています。

(我が家は6人掛けのテーブルとソファーを置いているのでソファーを置かなければもっとゆったりできるかも)

リビング横の和室

ここはLDKの欄で書いたように、普段はリビングの延長スペースとして使いながら、ゲストが来た時に寝室として使ってもらうための部屋として考えていたスペースです。元々は6帖で考えていたのですが、LDKの広さを小さくしたのに合わせてバランスを取る形でこちらも少し小さくして4.5帖にしました。

4.5帖でもドアを開けてリビングと繋げていれば狭さは感じないし、ドアを閉めても布団が2枚は敷けるので客間としても問題なく使えるんじゃないかと思っています。

まとめ

我が家では予算オーバーした間取りから、「お義母さんの部屋のDK」、「LDK」、「リビング横の和室」の部屋を見直すことで、最終的になんとか予算内の金額に収めることができました。

理想の間取りから少しづつ要望を削って間取りを小さくしていくことはなかなか難しい作業です。
(そもそも理想の間取りなので妥協できる場所なんて無いですもんね)

なので、私がおすすめするやり方は

「妥協できる場所を探す」

ではなく、最初に、

「絶対に妥協できない場所を探す」

というやり方です。

まずは絶対に妥協したくない場所をリストアップして、その場所を残すためには仕方ないという気持ちで他の場所を削ると、自分の中で気持ちの整理がつきやすかったんですね。

間取りの調整したいけれどどの部屋を調整すればいいか分からないと悩んでいる方、もし良かったらこの方法を試してみてください。

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